Fallout4:翻訳の不安について

 前回チラットFallout4の翻訳についての不安を書きましたが、その不安要素について書いておこうと思います。  

 

不安1:同社の過去作で意味不明な翻訳が多かった。

 

 これまでの翻訳で迷翻訳を残してきた会社だからというのが一つ。 好感の持てる訳もあって、Glowing Oneを「光りしもの」と訳したところや、Fatmanをお国事情を考慮してか「ヌカランチャー」としたところは良いなぁと思う反面、mirelurkをミレルークとしたのは「なぜ?」となります。

 nukalurkはヌカラークとしたのは英語の発音に近いのですが、そこなぜブレが発生する? Fallout4でマイアラークと英語の発音に近い形に修正されるらしいですが、名前だけでなく、姿形がかなり変更されたので、これがFallout3のミレルークと気が付かない人もいるかも(流石にいないか・・・)。

 

 その他誤訳についてはSkyrim、Fallout 3 & New Vegasで色々あるので興味があったら検索してみてください。そして誤訳も楽しめるように耐性をつけましょう。 それでも楽しめる魅力はすごい!!(世界観に関する情報が多すぎて会話がわからないことも多いので、その辺でごまかされているのかもw 「スカイリムへ」を「ヘ スカイリム」と表記するのは流石に公式で直してほしかった・・・と、と半ば笑いながらいえる空気があのころはあったけど、今はどうだろう?)

 

不安2:ニコニコでやった日本語お披露目で品質の低い翻訳があった。

 

 事前にニコニコ生放送でチラ見せしたプレイ映像や、XBox Oneで誤配信してしまった日本語版の配信映像では、女性主人公なのに男性口調の字幕だったりと不安にさせる内容でした。字幕の問題なので、修正はできそうだけど、修正してくれるのかな。音声は間違いが見つかってももうだめだろうなぁ!?  

 

不安3:ゲームの世界観などを知らないと翻訳が難しい部分が多い

 

 Falloutの世界設定とか、前後の会話の流れを理解しないと訳せないような言い回しが多いように感じました(英語力微小ですがw)。

 なので、そもそも翻訳が難しい部類だろうなぁという気もしますが、今年はそれを乗り越えて評価された大作(Witcher 3のこと)があるので、Skyrim品質は許されない高さのハードルが設定されていることは間違いないと思います。

 

 高品質な翻訳を期待しつつ、過去作のようなクオリティでもそれを楽しんでプレイするぐらいの気持ちが大事・・・と自分に言い聞かせていますが、良いに越したことはないですよね。

 ゲームオブザイヤーこそ逃しましたが、今年トップ3には入る大作なのでローカライズで評価を傷つけるようなことが無ければいいなぁと願います。