ニーアオートマタクリア後感想

 NieR AutomataのSteam版をクリアしました。

 悲しいけれど引き込まれるストーリーと、爽快なアクションが組み合わさった素晴らしいゲームでした。

 

 プレイ時間もサブシナリオを進めつつプレイして30時間というボリューム。私にはこのくらいが丁度良かったです。

 2017年は大作揃いで始まったので、少し短めに終わるゲームが嬉しい。現在プレイ中のゼルダの伝説も60時間は軽く超えそうなボリュームで嬉しい悲鳴。

 三周するゲームという表現は事実と少し外れていて、1周目は2B視点、2周目は9S視点で同じ時系列をプレイしますが、2Bと9Sが分かれていた際の内容が多く、1周目と同じ繰り返し感は少なかったです。

 最後の3周目はA2という別キャラクターと9Sを交互に操作しながら、1周目、2周目の後のストーリーをプレイします。

 こんな感じなので、1章、2章、3章という方がより正確な気がします。

 

 

 前作未プレイですが、いうほど関連は無いのでほとんど気になりませんでした。

 

 あえて難をいうと、オートセーブが無いという点と、ハッキングのシューティングが飽きが来る点。

 まぁ、それもプラスの評価と比べると微々たる不満です。

 

 これまた、おすすめのソフトですので、ぜひプレイしてみてください!!

 

 

魔女と百騎兵 クリア後感想

魔女と百騎兵をクリアしました。

感想としましては、非常に面白かったです。

 

ハクスラゲームとしては7 / 10点。

ストーリーは8 / 10点という感じ。

 

ライトな雰囲気

 

 Horizon Zero Dawn、仁王、ダークソウル2と大作を立て続けにプレイしていた後の魔女と百騎兵はアニメ調のキャラクターで見下ろし型の2Dに近い3Dアクションゲームだったので気楽に楽しめました。

 主人公のメタリカの妙な笑い方(キヒヒ等)は、後で理由がわかったのでOKとして、その他の語尾に「でち」をつけたり、メイド口調のキャラは、ちょっと受け入れ難かった・・・。

 

ゲームバランスは大味

 

 周りの敵は被ダメージ0だけど、稀に存在する名前が緑の敵は1撃か2撃受けると殺されてしまうということがありました。強い敵は見た目もそうと明らかにわかるようにしてくれれば・・・。ロックオンした際の表示名が緑かどうかや、HPゲージにどくろマークがあるかしか判別ができないので、複数の敵の中の一匹が、それだと気が付いたら死んでいた状態。

 ボス戦はリトライしたボスが2匹いましたが、それ以外はヌルい展開。

 この辺はメインストーリーと追加要素の幻影の塔を交互に進めていたので、相対的にプレイヤーが強くなってしまったのかもしれない。

 

 幻影の塔は、最初に供える装備で出現する敵のレベルが変わるので、メインストーリークリア後に攻略するのが良いかもしれません。

 被ダメージ0状態で、ストーリーを見るためにマップを進めていく展開は多少飽きてきます(ハクスラなのに強くなりすぎるとつまらないというのは・・・)。

 

ストーリーは良い

 

 上記のちょっと聞いていた恥ずかしい喋り方のキャラクターは置いておいて、全体的なストーリーは良かったです。

 謎の伏線も、綺麗に回収(全部回収という意味ではなくて、回収されたものは綺麗な展開という意味で)されて、後半の展開はベタではあるけど熱いです。

 最初、主人公のメタリカ(操作キャラではないです)の性格に、軽くヒキ気味になっていたのが、後半は応援したくなる辺りは、シナリオライターさんの誘導に見事にやられた感じ。

 

 序盤、中二病的な展開と、ギャルゲーっぽい口調の一部キャラに耐えきれば、このゲームを楽しめます!!

 

ハクスラゲーとして

 

 アイテムのランダム性は低いです。

 例えば武器なら、属性効果の有無と攻撃力だけ見ていれば良い感じ。もしかしたら、もっと特徴的なユニーク武器的なものがあったかもしれませんが、出会いませんでした。

 そこそこの間隔でレジェンダリーアイテムが出るので、そこは楽しめました。

 ハクスラメインでとらえると物足りませんが、ゲームの味付けと考えれば、シナリオの魅力もあり合格ライン。

 

総評

 

 なんだかんだ書いてますが、楽しんでプレイしました。

 薄めのハクスラテイスト、癖はあるが魅力的なストーリー。人を選ぶ感はあるのでPS Storeでダウンロードできる体験版をプレイしてみることをオススメします。

Horizon Zero Dawnの感想(クリア後)

 仁王、ニーアオートマタ、スパロボV、ゴーストリコン、そしてHorizon Zero Dawn。

 2018年の2月3月のPS4やりたいゲーム候補が激戦だった。私の候補から外れたが、それ以外にも大作が複数あった・・・。

 その中で購入に至ったのが仁王とHorizon Zero Dawnの2つ。

 ・・・見事にハクスラとオープンワールド。

 

 プレイした結果は2作品とも素晴らしい作品でした。

 仁王については前に書いたので、今回はHorizon Zero Dawnの感想を残しておきたいと思います。未クリアながら、終盤も近づき、マップも8割ほど埋まっているので新鮮な気持ちの内に書きます。

 追記:クリアしました。

 

最初の感想-例えるなら

 

 オープンワールドの雰囲気や、見つかったら不利で、多対1だと更に不利不利なステルスゲーとはいわないまでも、立ち回りが大事なバランスはUBIのオープンワールドを彷彿とさせます。特にFar Cryシリーズ。

 しかし、途中大物的な敵と出会うと感覚はダークソウル的なタイミングゲームに変わる。ただしローリングの回避性能がかなり高いし、敵の一撃はそこまで重くないのでダークソウル程死ぬことはない。

 そこから、各種武器の特徴をつかみ単純な槍や弓ではなく、罠や属性攻撃を活用した方が有利に進めることに気が付いてくるとHorizon Zero Dawnという新感覚のゲームが理解できてきます。面白いぞこれ!!

 モンハン? ごめん、プレイしたことないからわからない・・・。

 

正当進化したオープンワールド

 

 特にUBI系のオープンワールドゲームのテイストを残しながら、文明崩壊後に石器時代まで後退したかのような文明の人類と、街の外は恐竜のような機械生命体が支配する世界という独自の雰囲気を作り出すことに成功ている。

 道すがら出会う新しい敵は、常に、観察して敵の弱点や友好的な攻撃を探しだす狩りを求められる。特に後半は大型の敵が多く油断できない。

 UBIのオープンワールドゲームに狩りという要素を加えると、ここまで新しい体験になるか!! という驚きと感動を抱きました。

 

微ハクスラ要素

 

 装備にはレア度がありますが、武器や防具はお店で買うだけなので、ハクスラとは言えませんが、武器や防具に装着するアタッチメントはある程度のランダム要素とレア要素を備えています。レア度の高い紫アタッチメントを手に入れるためには強敵に何度も戦いを挑む必要があり、狩りをする動機付けになります。

 最後に手に入れた強防具「太古の鎧(正式名忘れた・・・)」がアタッチメント無しで残念・・・どうせ壊れ性能なんだからアタッチメント有りにして、とことん壊れ性能でもw

見事なチュートリアルと狩りシステム

 

 新しい装備を手に入れると、その装備を理解するためのチュートリアルミッションが発生します。

 これにより、装備の性質を理解でき、性質を理解して戦闘すれば強敵も楽に倒せることが学べます。

 1対1なら序盤の敵は大抵対処できますが、複数同時に戦う場合はロープキャスターで一方の動きを止めて、もう一方をボコリましょう。

 トラップキャスターなら、予め罠を用意して敵をおびき寄せて大ダメージを与えることもできます。序盤は便利でしたが、後半は設置するのが面倒で使ってなかったです。それよりも属性攻撃が多彩になるので、属性付きの弓矢で攻撃することが多いです。

 炎属性はドットダメージを与え、冷気属性は敵の動きを緩慢にします。雷属性は敵を麻痺させます。後半に手に入る穢れ属性を与える武器なら強敵を同士討ちさせることもできます。

 また、各地に狩りの挑戦ミッションがあり、これもチュートリアルの役目を果たします。

 

世界観も良い!!

 

 当方、恐竜というだけで一役(麻雀でいうなら)付いてくる恐竜好きです。

 機械の恐竜ですが、巨大な恐竜は壮観の一言。

 

 段々と明かされてくる人類が衰退した理由と、終末の様子を伝えてくる音声ログはポストアポカリプス(Falloutのような終末世界もの)な魅力たっぷりです。

 後半は人類に何があったのか、そして復活するラスボス・・・という展開で一気に話を進めてしまいました。

 

オススメ

 

 クリアしました。

 まだ、サブイベントや各地に点在している資料集めは残っていますが、レベル&スキルコンプ。敵もすべて見たのでこれで終わりとします。

 最終的な評価としては、過去のオープンワールドゲームを良い形で吸収して超えてきた超大作といえると思います。

 PS4を持っているならぜひ購入!! と自信をもってオススメできる内容です。