クリア:リディ&スールのアトリエ(トゥルーエンド)

 PS4版で一度クリア済みでしたが、足早にプレイしたためトゥルーエンドに必要な錬金LVが足りず、さりとて、トゥルーエンドを見るためだけに調合を続ける気になれずという状態で一応のエンディングを見ただけだったので、PC版がセールで安かった際に購入・プレイ再開しました。

DLCあり

 DLCもセールだったのでいくつか購入しました。

 上位特性が集めやすいマップ「フィリスのアトリエ クラーデル平原」(夜のないくにコラボじゃない方)と、ルーシャとイルメリア追加、後はお金がたくさんもらえるクエスト追加と、レシピが追加される「探索者たちの口伝集」。

 イルメリアはともかく、ルーシャはキャラクターの性格・話の流れ的にも「いかにも仲間になりそう」なのにDLC無しだと仲間になりません。セールでトータル安く買えたとはいえ、褒められた売り方ではないと感じました。

 お金は終盤は余り気味になるのですが、本当に終盤で、それまでが不足気味だったのでDLCで補いました。

 レシピ追加は移動速度1.5倍アイテムが無いと怠いという経験則から購入。

 この辺を買って、ようやくちゃんとしたタイトルという気がしないでもない・・・。

洗練されたシステム

 不思議シリーズ最後の作品ということで、システムや遊び安さは折り紙つきです。

 キャラクターも過去作の主人公などが登場することもあり、魅力的なキャラクター揃いです。

 プレイトータルで判断すると、十分に楽しかったのですが、以下に書くような不満点もありました。

スキップしたい戦闘アニメ

 アトリエの難易度は大抵の作品でノーマルだと適当に調合していても進められる難易度です。

 今回は2回目ということもあり、調合もしっかりと行いたいということでハードを選びました。

 装備と敵の具合が合わないと「全滅はしないが敵が固い」という状態になります。この場合にスキルやアイテムのエフェクトを何度も見ることになり、少し怠いです。アーランドや黄昏のDX版では戦闘早送り機能が追加されましたが、標準版からスキップ機能が欲しい・・・。

トゥルーエンドは面倒

 今回は色々アイテムを作り込みながら進めたので錬金レベルもトゥルーエンドに必要なMAX50まで上げることができました。

 トゥルーエンドに必要な条件の1つとして、キャラクターのイベントを全て見るというのがあるのですが、最後まで見るのが面倒でした。

 最後に仲間になるソフィー関連のイベントは加入時期の関係から遅れて発生するのですが、イベント終了後に次のイベントが始まるまでに、何回か調合を行うか、日数を経過させるか、戦闘を何戦かこなすかが必要になります(なりますというか、色々試行錯誤してイベントを発生させたので多分、左記のどれかが必要という推測)。

 他のイベントは全て終わっていたので、ソフィーのイベントを進めるために不要な調合・戦闘・休息を挟みながらイベントが新たに発生するか確認する作業が発生しました。

 トトリのアトリエはトゥルーエンドを見るのが難しく達成感がありましたが、こちらはただ面倒だったので達成感はあまりありませんでした。

クリア後のやり込み要素あり

 物語は終わりましたが、最終章で裏ダンジョンとDLCダンジョンが解放され、強敵とも戦えるようになりました。

 装備を見直して更にやり込み要素を楽しむことはできるのですが、やるかどうかは悩ましいところです。

 やりたい気持ちもあるのですが、積みゲーを表にまとめてみたらサイバーパンクまでに崩せる可能性0というのが判明したので、そろそろ別のゲームに移りたい気持ちがやや優勢です。

 実はリディ&スールの前にPC版で再度ルルア(難易度ハード)をクリアしていたりもします・・・。

クリア:龍が如く7 光と闇の行方

 年末年始にプレイする予定だった隻狼を積んだまま、龍が如く7を購入、クリアしました。

 次の隻狼チャンスはGWだ!

他にはない世界観のRPG

 龍が如く7は、これまでの主人公桐生さんではなく、春日一番という新キャラクターを主人公とした再出発的な作品です。

 しかもジャンルもアクションからRPGへ!

 体験版の時点だと、戦闘中にいきなり敵がモンスターっぽく姿を変えたり(一応「春日のイメージです」的な説明はあるけど)、火炎攻撃をしたりの要素が悪ふざけし過ぎと感じて購入を悩みましたが、体験版の時点に至るまでに春日の為人を理解し、説明を聞くことで製品版ではすんなりと受け入れることができました。

 春日はどん底から這い上がるのですが、そのどん底がホームレス生活だったり、ソープランドへの就職だったりと、他ではマネできない要素満載でした。まさに大人のRPG!

魅力的な仲間

 主人公以外の春日以外の仲間たちも非常に個性あふれる魅力的なキャラクターでした。

 エンディングを迎えた時に、もう少しこのキャラクター達と横浜(をモデルとした)を走り回りたいと寂しく感じました。

シリアスな本編とはっちゃけたサブ要素

 先に書いた非現実的な戦闘を含め、おふざけ要素が強くて、龍が如くらしさを損なうレベルではないかと懸念していましたが、シリアスでしっかりとしたメインストーリーがうまくバランスを取ってくれました。

 これは本当に上手いバランスだなぁと思いました。

不満点も多少ある

 全体的なプラス評価に比べれば些細なポイントですが、不満点もありました。

 一番は肝心要のRPG部分が微妙なこと。ドラクエ的な懐かしさとペルソナライクな要素を組み合わせた戦闘という感じなのですが、今一つ爽快感とテンポに欠けていました。

 特にテンポの方が問題で、必殺技以外の技モーションをスキップできないとか、吹き飛んだ敵に走り寄って攻撃→また吹き飛んで距離が空くので走り寄って攻撃という時間がかかるスパイラルがあったり、一部道路わきでの戦闘では毎回攻撃するのにガードレールを跨ぐモーションが入ったりとストレスが溜まる場面が多々ありました。

 レベリングのバランスも急に敵のレベルがガンと上がる場面が2回ほどありました。

 地下ダンジョンとか闘技場的なレベリング要素が解放された直後ぐらいに急に敵が強くなった気がするので、サブを無視してメインを進めるプレイスタイルだと注意だと思います。

 自分は今回、じっくりレベル上げをしつつ進めたので何とかなりましたが、ジャッジアイズの時のようにほぼメインオンリーな進め方だと、あるボスで詰んでいたかもと感じました。

 それ以外にはミニゲームが今一つでした。金策に有効な会社経営ゲームの作業感と時間水増し感が強かった。

総合的には良ゲー

 間違いなく買って損はないゲームです。

 RPG部分に多少、合う合わないがありそうですが、そこが気にならないと感じたならぜひプレイしてみてください。