途中感想:天穂のサクナヒメ

 サイバーパンク2077とマブラヴ オルタナティブをクリアして、大作満腹感を覚えたので、天穂のサクナヒメを始めました。

 稲作に試行錯誤しながら、アクションも楽しめる素晴らしいゲーム。

難易度は進め方次第

 基本的に米を収穫すると強くなるので、難しい場合は一回収穫してから挑戦すると楽になります。

 ダメージ1しか入らないのは流石に厳しいですが、

「多少でもダメージが入るなら、収穫しないで今のバランスでクリアしたい」

 と思わせてくれる、絶妙なバランスと機能の解放具合です。

 現在3年目の春ですが「椿蝦蟇」というボスが程よい難易度です。

 何回か挑戦しましたが、7割ぐらい削れたのが最高到達点。

 開発側からの「弾き」を活用しろ、という声が聞こえてくるようなボスです。

「椿蝦蟇」 のステータス

稲作は面倒くさい作業も

 単純にキーをポチポチするだけの作業が面倒です(特に上と下キーを交互に押すだけの精米)。

 たぶん、後半スキルを覚えて快適になる爽快感を与えるための面倒に違いない、と信じて白米まで精米しています。

ログが流れるのが早い

 アイテム入手のログなどの流れるのが早いので、ボーッとしていたり戦闘に集中しているとスキルの解放や、アイテムの入手を見逃すことがあります。

 あとでメニューから確認すればよいのですが、そのタイミングで入手を喜びたい。

 まぁ、大した問題ではないです。

 途中の感想としては、丁寧に作られた良ゲー。ここから色々な要素が解放されていくとさらに楽しくなりそう。

クリア:ライザのアトリエ2

 1周目をハードでクリアした。

1周目の難易度は易しめ

 途中の感想でも書いたが、ハードでも適当に防御力上がりそうな素材をポイポイ突っ込んだ装備で後半までほぼ回復要らずで進むことができた。

 そのせいで、中盤過ぎまでライザの回復アイテムが最初期の「グラスビーンズ」のままだった。

 ラストダンジョンの1つ前あたりから、仲間の一人が集中砲火されブレイク値が溜まりブレイクするようになってきたが、ブレイク値対策とかヘイトの仕組みを理解しないまま、押し切ってクリアしてしまった。

 武器は最強素材の1個前でラスボスに挑んだら勝ててしまった。

やっぱり一夏の思い出

 今回の舞台は前回の小さな島から街に移動したけど、やっぱり一夏の仲間たちの思い出という感じだった。これはこれで楽しい。

 ストーリーは後半大事にはなるけど、ライザ達が騒ぎを起こして、ライザ達が解決して街の人は何も気が付かないまま終わる。

ボオスさんフラグ立ちまくり

 1では村長の息子(いけ好かない)から、最後は良いヤツ化したボオスが2では、さらに口は悪いが好青年化して「3ではパーティ入りか!?」というぐらい好感度上げにかかってきた。

 メインの人々は1からキャラがさらに立ってきたが、街の面々はモブっぽさが満載でサブイベがあまり楽しく無かった。

調合システムはちょっとマンネリ

 1より進化はしているが、新鮮味が薄い調合システム。

 ちょっと作業感を感じてしまいました。

 2から初プレイの人向けに難易度を調整したのかもしれないが、1クリア済みの人向けの難易度が欲しかった。

DLCによっては2周目をするかも

 1周目クリアで選択できる高い難易度なら調合を駆使する楽しさを堪能できるかもしれないが、今は2周目を始める気になれない。

 DLCの内容によっては2周目行くかも?

 ライザ達の冒険は楽しいけど、調合システムは大きく変わり映えしない佳作という印象。

 3が出たら買うぐらいには楽しめました。

完全版商法はファンを減らす

 ちょっとした追加コンテンツをプラスして別商品として販売するアレ。

 光栄の歴史シミュレーションシリーズのパワーアップキットはDLCもあるが、そのDLCが新品並みの価格であるため完全版商法に含まれる場合がある。

ゲームタイトルのファンになる

 完全版商法の雄モンスターハンターがG商法を辞めてアイスボーンをDLCにしたとき、多少高額ではあったものの完全版商法は無くなっていくと予感した。

 もうそんな時代は終わったのだと。

 モンスターハンター・ワールド本編の出来の良さもあって、私はモンスターハンターのファンになった。

 だから新作のライズは予約開始直後に狩友ダブルパックとamiibo3種を予約した(厳密にはamiiboは1種類が完売で後から買い足した)。

 ライズが良ゲーであるという判断ではなく、ワールドで勝ち得た信頼があったから。

完全版商法でファンを辞めた

 逆にファンを辞めたタイトルもある。

 ペルソナとドラクエだ。完全版商法を知る人ならピンときただろうと思う。

 ペルソナ5は限定のBOXを買ったし、ドラクエ11はPS4版とDS版を買った。

 ペルソナ5ロイヤルとドラクエ11SがDLCとして出なかった時点で、これらのシリーズの新作を発売日に定価+アルファで買うことはもうないだろう。

 買わないか、セールか中古で安くなるのを待つ。

ファンを大事にしない売り方

 長い目で見るとシリーズの売り上げを損なう気がするのだが、こういう売り方は無くならないのだろうか。

 発売する側が優遇すべきなのは、発売日に購入したり、高価な限定版を購入してくれるファンなのではないだろうか?

 そういう意味では、値下げが早いUBIの売り方もどうかと思うが、まだ完全版よりマシだと思っている。

許せる完全版

 例えばPS3からPS4などハードを跨ぐ場合は、まぁ多少機能を追加して完全版を出すのはわかる。

 そこでPS3版もDLCで完全版にしろとまではいわない。

 同じハードで完全版を出すなら無印はDLC価格で完全版にできるようにしてほしい。

 なんでこんなことを書いたかというと、アトリエの不思議シリーズのDXが発表されたから。Steam版で無印を全部持っているけど、これこそDLCでいいんじゃないというレベルなのだが、どうなるだろう・・・。

 フィリスだけはバグとクラッシュを駆逐してくれたらその労に報いるためにDX買う・・・。

クリア: マブラヴ & マブラヴ オルタネイティブ

 Steam版のマブラブ&マブラブオルタネイティブをクリアしました。

 マブラブは凡ゲーよりやや上程度でしたが、オルタネイティブを楽しむためには必須という感じで、オルタネイティブは名作でした。

この画面でジーンと来ると言われても未プレイだと信じられないだろう。つべこべ言わず遊べ!

マブラブ無印

 前半は、主人公は典型的な恋愛アドベンチャー主人公で、典型的な幼馴染キャラがいて、眼鏡の真面目キャラ、非常識なお嬢様、男だけど実は女でいたになりそうな友達、子供っぽい小動物キャラがいて・・・という平凡な構成の恋愛アドベンチャーゲームが始まります。

 狙って型にはまったアドベンチャーゲームをやっているのでしょうが、退屈なことには違いありません。

 後半は、一転強大な侵略者に蹂躙された世界に転生して戦う主人公的な展開になるのですが、残念ながらマブラブは一周目バッドエンドという感じで終わります。

 これらをもってマブラヴという作品を評価することは意味が無くて、オルタネイティブから始まる2周目あってのマブラヴは必要な展開になります。

マブラヴ オルタネイティブ

 のちの諸作品に影響を与えたことが納得できる傑作です。

 練られた設定・絶望的な状況・泣かずにはいられない演出など今プレイしても色褪せない魅力があります。

 色褪せないどころか、影響を受けた諸作品は本家を越えていないなとすら感じます。

 もちろん、影響を受けた諸作品もオルタネイティブにない魅力を備えているので、作品としての軽重を測ることはできませんが、オルタネイティブに影響を受けたと思われる要素に関しては本家越えはできていない気がします。

 残念なのは、無印が特にですが、エロゲー・ギャルゲー的な側面が強い(まぁ、側面どころか出発はエロゲーなので)点、こっちはオルタネイティブのみですが、グロ表現がある点です。

 どちらもゲームの要素としてはプラスに働いているのですが「ここまでの名作が万人に進められないのは残念」というレベルで残念です。

 ヌード表現に関しては、リアルでいうところのセミヌード止まりで、グロはネットで調べた感じだと、家庭用版に比べると規制が緩い気がします。

 家庭用版と思われる画像はグロシーンを主人公の手などで隠していましたがSteam版は隠していませんでした。

プレイ中感想:ライザのアトリエ2

 「ライザのアトリエ2」は順調に調合を楽しんでいます。

 パーティは5人ぐらいになって、後はレントが仲間になりたそうにチラチラこちらを見ている段階。

調合は相変わらず楽しい

 ライザの調合システムはこれまでの作品よりパズル要素が少なく、素材の投入可能数を増やしてガンガン投入していけばOK感は多少ありますが、ゲームのメイン要素として十分に楽しめます。

 まぁ、調合が楽しめればある程度の不満は目を瞑れる。

スキルツリーで色々開放

 取得できるアイテムの品質などは道具の調合+スキルツリーで上げていく仕組みです。

 同じ場所でも鎌などのアイテムを強化またはスキルツリーで取得できるアイテムの種類や品質が変わってくるので、ストーリーに合わせて初期マップは採取不要になる問題をある程度カバーしています。

作った後も強化可能

 アイテムを作った後もリビルドや武器屋で強化することができ、カスタムの幅が広がりました。

サブイベントが増えた

 1ではメインキャラクターのサブイベントすらDLCにするという暴挙にでましたが、2ではルルア並みとはいいませんが、サブイベントも頻繁に発生します。

 ただパーティキャラ以外にあまり個性が無いのが残念。

メインストーリーは薄め

 まぁ、オープンワールドが世界旅行の合間にメインストーリーを進めるように、アトリエも調合にひと段落付いたらストーリーを進める作品なのでメインストリーは薄目で良い気がします。

 故郷のクーケン島でいきなり卵を貰って、その卵が王都で関わることになる遺跡に大きく関係しているとか、ご都合主義的な展開が気になりますが、先にも書いた通り、調合の合間にストーリーは進めるものなので、ストーリーの先が気になって調合しないというのもね。

戦闘はまぁまぁ

 アトリエシリーズは「難易度が高い=ちゃんと調合する必要がある」と難易度が高いほど調合のやりがいが出るシステムなので基本他のゲームより高めの難易度で遊ぶようにしています。

 ・・・が、一周目で選べるハードでも敵が弱い。2周目以降でやり込めというのはそうなのですが、ハードはもう少し敵を強くしても良い気がしました。

 今作は殴ってスキルポイントを貯めて、スキルポイントでスキルを使ってCCを貯めてアイテムを使うという流れが(特に序盤は)強いため、武器防具が強ければ攻撃アイテムを使わなくても終わる展開が多いです。

 素材の吟味とかあまりしないで、適当にダメージ上昇(または被ダメ減少)効果がありそうな素材をポンポン放り込んでおけばハードだとほとんどダメージを受けない固いキャラたちが出来上がります。

 そろそろ中盤頃じゃないかとは思うのですが、HPゲージを気にしたことがありません。

総合的にいうと

 ライザ1から順当に進化しているが、ベタ褒めするほど進化していないという感じです。