HDMI キャプチャーボードを購入

主にブログ用にPS3、PS4のゲーム画像をキャプチャーするためにキャプチャーボードを購入しました。

外付けタイプなのでキャプチャーボードではなくキャプチャーユニットというのが正しいのかな?

 

MonsterX U3.0Rというのが定番らしいので、あまり深く考えずにこちらを購入。

 

SKNET USB3.0接続  HDMIビデオキャプチャーユニット MonsterX U3.0R SK-MVXU3R
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セッティング

 

なにはともあれ、まずはセッティングします。

付属のCDにドライバーやソフトが入っているので久々の外付けCD-ROMにご登場いただきセッティング。

(あとで調べたらサイトからDL可能でした)

 

説明書の案内のCDのフォルダ構成が微妙に違うので注意。

最初に製品名毎のフォルダがあるので、自分の製品を確認した上でそのフォルダないのドライバーとソフトをインストールするだけなので難しくはないですが。

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私が購入したのはMONSTERX U3.0Rなので「MonsterX_U3R_13」

 

配線はシンプルで、PS4(ゲーム機)とテレビにつなぐHDMI接続の間にMonster Xを挟む形になります。なので、その分HDMIケーブルが一本余分に必要になります。

 

PCとの接続はMonster XからUSB 3.0ケーブルが伸びているのでそこに接続。

USB 3.0接続で十分な速度が出ないとうまく録画ができないことがあるようです。USB 3.0の口が複数ある場合、ほかの接続機器との干渉もありそう。

 

PC側でもソフトを利用してキャプチャーする画面を見れるので、テレビに出力せずにPCの画面を見ながらプレイすることも可能です。

しかし、PC側の映像は多少遅延が発生するので、アクションゲームなど遅延が影響の出るゲームに不向き。

 

まずはノートPCでテスト

 

デスクトップPCとゲーム機との間に距離があるので、まずはノートPCでテスト。

3~4年前のCore i7ノートなので非力というほどではないが、パワフルかというと微妙という感じですね。

 

詳細は後述しますが、上記ノートPCだと多少問題がありますが、なんとか使えました。

 

HDCPの解除

 

まずPS4で試したのですが、PS4(PS3も)にはHDCPというコピーガードの仕組みが入っているのでそのままではキャプチャーできません。

この辺が著作権的にグレーな問題ですが、PS4は設定でこれをオフにできるので、ゲーム画面の動画、静止画キャプチャーに比較的寛容になったのかなという気がします。

 

ゲーム側で「プレイ画面や動画の配信フリー」または「配信禁止」などの規格を作ると面白いと思いましたが、PS4はソニー公式の動画配信のシェア機能があるので、それがメーカー側の基準と言えないこともないですね。PS4のシェア機能など、龍が如く維新はかなり配信制限があった気がするので、ストーリー重視のものはやはりネタバレしてほしくないというのがメーカーの思いなのかな。

 

話がそれましたが、前述の通りPS4はHDCPを本体の設定でオフにできるので、そちらでテスト。

 

付属のソフト

 

付属ソフトでもキャプチャー可能でしたが、使い心地が悪かったので、アマレコTVというソフトを利用しました。

私の環境だと、なぜかソフトの再起動時にデバイスを発見できない問題が出ました。

 

アマレコTVの導入

 

アマレコTVはここからDLします。

 

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説明文に「実行には有料ソフトAMV4ビデオコーデックが必要です。」と書いてある通り、動画のコーデックAMV4もインストールします。

AMV4は無償の試用版だとキャプチャー時に以下のようにロゴが入りますが、AMV4はアマレコTVの起動に必要なだけで、取り込み時は別のコーデックを使うことも可能です。

 

amarec(20150329-1141).avi_snapshot_02.25_[2015.03.30_07.23.36]
AMV4でキャプチャーした動画は以下のようにAMV4のロゴが入る(画面左下)

 

というわけでAMV4と、実際のキャプチャー時に使用するコーデック(私はLagarith Lossless Codecを選択)を導入。

 

アマレコTVの起動

 

アマレコTVを起動すると設定画面が表示されます。

ここでキャプチャーするデバイスの選択などを行います。

 

ここで注意したいのが、フォーマットのところで入力する映像の解像度を適切に選ぶ必要がある点です。PS4だと縦が1080なので画像のように一番下になります。

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後は「録画設定」タブからコーデックも変えておきます。

デフォルトでAMV4が選択されています。ロゴが入っても良いならそのままで構いません。

 

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コーデックを選択

 

設定後にPS4の画面が表示されればとりあえず準備OK。

 

使用感

 

簡単に使ってみた感想。

 

・とりこみ動画はゲームの解像度まんま

 

PS4の場合出力解像度の1920×1080で取り込まれます。そのためエンコード時の負荷やディスク容量を圧迫します(Lagarithコーデックで2分間のPS4動画が3GBぐらい)。

デスクトップPCの場合問題ないですが、ノートPCだと720×480とかにできればなぁと考えていたので、これは残念。

まぁ、当たり前といえば、当たり前ですよね・・・。

 

・PCスペックが低い場合フレームレートを下げる

 

ノートPCで取り込んでいると数分でプレビュー画面がフリーズして、キャプチャーが停止する現象に遭遇しました。

コーデックなどを変更して色々テストしていると、どうやら負荷の高そうな(圧縮効率の高い)コーデックの方が停止するのが早く、停止するまでにドロップフレーム(処理できないでスキップされたフレーム)が発生していることがわかりました。

これは先述の「録画設定」タブの「フレームレート目安」を20fpsに下げることで安定しました。

 

・PCを落とすとTVに移したゲーム画面も映らなくなる

 

Monster XがPCのUSB 3.0ケーブルから給電している以上当然なんですが、面倒には違いないですね。

 

・PS3はHDCPが本体では解除できない

 

方法はあるようですが、Monster XだけではPS3のHDMI動画をキャプチャーできません。

 

それ以外はおおむね満足です。

今後わかったことがあったら続きを書いていこうと思います。