「DEF_UI」は画面上に評されているHPゲージや残弾数などの表示位置やサイズを調整する「DEF_HUD」と、インベントリを見やすくしてくれる「DEF_INV」が統合されたModです。
非常に便利なModですが、一部インベントリにアイコンが表示されなかったり、グレネードなどが正常に分類されていなかったので仕組みを調べてみました。
火炎瓶が目的通り分類された画像が以下。

DEF_INVのタブの仕組み
DEF_INVのタブに関する定義は以下のファイルにかかれています。
{Fallout4のインストールフォルダ}\Data\Interface\DEF_CONF
\DEF_INV_TABS.xml
武器とグレネード(と地雷)のタブと記載はこんな感じ。
<tab>
<icon>weap</icon>
<name>$InventoryCategoryWeapons</name>
<filter>2</filter>
<distags>手榴弾</distags>
<distags>地雷</distags>
</tab>
<tab>
<icon>gren</icon>
<name>$InventoryCategoryExplosives</name>
<filter>2</filter>
<inctags>手榴弾</inctags>
<inctags>地雷</inctags>
</tab>
うまく動いていない時点では火炎瓶が武器を表示するタブのweapに表示されていました。これをグレネードタブに表示されるように変更したいのです。
定義に日本語が含まれているのは、たぶん日本語でソートできる別のModを入れた影響。
DEF_INVのアイコンの仕組み
もう一つ、アイコンを表示するための仕組みがあります。
DEF_INV_TAGS.xmlがその定義ファイルです。
{Fallout4のインストールフォルダ}\Data\Interface\DEF_CONF
\DEF_INV_TAGS.xml
今回の関連タグは以下。
<tag icon=’gren’ keyword=’手榴弾’ hidetag=’true’/>
<tag icon=’mine’ keyword=’地雷’ hidetag=’true’/>
アイテムに「手榴弾」というキーワードをつけたらいけそうな感じですね。
アイテムにキーワードをつける仕組み
アイテムの名前はModを何も入れていない場合はFallout4のデフォ定義ファイルを、Modで名前が上書きされている場合はModのファイルを編集する必要があります。
まずは、どのModでアイテム名を最終的に決定しているかを確認します。
火炎瓶を地上に落として、コンソールを立ち上げ火炎瓶をクリックします。
コンソールの使い方はここでは省略します。私はコンソールでより多くの情報が見れるBetter ConsoleというModを入れています。

クリックするとコンソール画面に最終的にどのModで名前を上書きしているかがわかります。

lastBaseChangeが最終的に設定を上書きしているファイルですね。
私の場合はGunNUTCrafting.espでした。
アイテム名にタグをつける
あとはアイテムにタグをつけるだけです。
ファイル名を変更する方法は、Fallout4を日本語化する方法などで調べてみてください。
xTranslatorアプリでGunNUTCrafting.espを開いて火炎瓶の名前の左に[手榴弾]という文字をつければOK!

アイテム名がすぐに適用されない場合
espを書き替えてゲームを再開するとすぐに名前が変わったものとそうでないものがあった。
確認した感じだと、確認方法は以下の3つ。
- 何もしないでもespの変更が反映される
- アイテムをドロップして再度拾う
- コンソールからplayer.additemコマンドで追加すると反映される
最後のケースはたくさんのアイテムを変更する場合に面倒なので、もっと良い手段があるといいなぁ。
最近の旅模様
最近はファー付きの飾りを活用して色々組み合わせています。


