かなり昔に買ったまま放置していたタイトルですが、ようやく手を付けました。
飛行機事故にあい遭難した主人公が、攫われた息子を探しつつ、原住民とか怪物と戦うサバイバルゲーム。
マイクラ系というかクラフト系に位置するゲームだと思うのですが、色々な面で異色を放っています。
誉め言葉に聞こえない恐れがありますが、雑な作りなのに中毒性のあるゲームに仕上がった良作でした。
バグとか作りの粗さを感じつつも楽しい時間
物理演算が荒ぶることはもちろんですが、ロードするとアイテムが消えたりとバランス調整とか、デバッグとかを投げ捨てた感のあるインディらしい作りなのですが、それを上回る楽しさがあります。
原住民や人間が変異したような化け物との戦闘は弓矢や炎の活用がわかってくるまでは、苦戦を強いられますが、拠点を活かせるようになると、拠点周辺での戦闘がぬるくなります。
サバイバル要素やクラフト要素も、最初は楽しいですが、供給が安定すると深みの無さが目に見えてきます。
こうやって書くと、マイナスのように聞こえますが、この仕組みを学んでいる段階が非常に楽しいのです。
キモグロ要素
敵が気持ち悪い造形だったり、死体を焼いて骨にしたり、残虐描写で18禁要素があるゲームです。
リアルさはあんまりないのでB級ホラー的な味付け。
この要素のせいで、ValheimやマイクラならOKな協力プレイを拒否されて、一人で遊んでいます。
洞窟探索がコワ楽しいのだが・・・
薄暗いだけで、見慣れた敵が非常に恐ろしく感じます。
洞窟探索の緊張感は素晴らしい。
ただ、この暗さが見通し悪すぎて探索という点ではストレスです。
同じような構造の迷いやすいマップが地下に縦横に伸びていてるんですが、代わり映えしないので3つほど攻略したところで、飽きてきてしまいます。
追伸:設定で色味を「テキサス」に変えると快適な明るさになりました!!
何がテキサスなのかは不明ですが、これはありがたい。
飽きるまでは唯一無二のゲーム体験
適度なホラー要素に緊張しながら、クラフトしたり、拠点作ったり、探索したり、戦闘したりと楽しくプレイさせていただきました。
地上での生活が安定し、地下も3つほど攻略(各洞窟は繋がっているようなので、3つというより3エリアかな)すると新鮮味がなくなってきます。
見通しの悪い構造や、代わり映えしない割に分岐が複数ある構造、同じような敵が続き、楽しさよりストレスが勝ってきます。
ネットで確認すると、あといくつかクリアに必要なアイテムを地下で集める必要がありそうですが、クリアに拘らず、飽きるまで楽しんだら終わるのが自分的にはベストな遊び方に思えたので、たぶんクリアまではプレイしない予定。
追伸2:洞窟探索がストレスだったのでクリアまでプレイしないつもりでしたが、最後までやろうかなと思えるくらいには明るくできました。